新宿の自律神経専門気功整体「気合で自律神経が改善しない理由。」

新宿　四谷　自律神経専門　気功整体　上気元　小坂です。

【気合で自律神経が改善しない理由。】

自律神経が乱れてしまうと、どうしても早く治そう治そうと気持ちが先走ります。

徐々に回復しているのに

「治らないんじゃ？」

「こんなペースでは意味がない！」

なんて思考に陥りかち。

心の病を抱えている多くのかたが素晴らしく真面目です。

とても責任感があり、本当に信用できる方たちです。

それは施術させてもらっていて分かります。

ただ、この一生懸命さが心の病の改善にブレーキをかけてしまうことがあります。

「こんな自分はダメだ！」

「一刻も早く治さなければ！」

「周りに迷惑がかかる！」

心理学用語で「生理的覚醒による優勢反応の強化」なるものがあります。

「よ～し今から気合入れて勉強するぞ！」

気合を入れて何かを成し遂げようとする気持ちが「生理的覚醒」

ただ、その裏で

「面倒くさいな～。テレビ観たい。」

「風呂入って寝てしまいたい。」

こんな気持ちがあったら、気合を入れれば入れるだけ裏の気持ちが強化されてしまうことを言います。

これが「優勢反応」です。

私もよく優勢反応が顔を出します（笑）

「明日は早起きして、雑用をさっさと済ませるぞ！」
（生理的覚醒）

「だけど今日も帰るの遅いんだよなぁ～。」
（優勢反応）

こうして早起きすることが出来ません。

＜気合を入れると強い気持ちがより強くなる＞

これが「生理的覚醒による優勢反応の強化」

「こんな自分ではダメだ！」

「一刻も早く治さなければ！」

「周りに迷惑がかかる！」

この裏で「どうせ治らないんじゃないか？」

この気持ちが強ければ、「どうせ治らないんじゃないか？」に気持ちを持っていかれてしまいます。

ここで活用する言葉が「とりあえず」

電車に乗れないならば、とりあえず切符を買ってみる。

外に出られないならば、とりあえず玄関のドアを開けてみる。

人と喋るのが苦手なら、とりあえず挨拶だけしてみる。

「まっいいか！」の精神で出来るところから気軽に初めてみませんか～？

気合を入れる・・・気を入れる。

気を入れるなら！