自律神経 豆知識
自律神経失調症の治療に使われる薬一覧
自律神経失調症は何らかの原因によって自律神経のバランスが乱れ体温調節や呼吸の乱れ、倦怠感や疲れやすくなる、食欲不振など、体に不調をきたす病気の事を指します。
自律神経失調症を治療する際には薬を処方されることが有ります。その薬の一覧をご紹介します。
まず、自律神経調整薬です。乱れた交感神経と副交感神経のバランスを整える効果が期待できます。
副作用が少なく、安心して使用することが出来ますが、即効性が見られないという点も有ります。
上記のくすりで効果が見られなければ、精神安定剤が処方されます。
自律神経失調症からくる不安感や緊張を和らげる働きがあり、高い効果が期待できます。
しかし効果が高い分依存性が強い為、長期間服用する事には注意が必要です。
不安感や気分の落ち込み、イライラなどが強い症状の時には抗うつ剤が処方されることも有ります。
自律神経抹消薬は自律神経失調症によってみられる胃痛や頭痛、不整脈などの症状がみられる場合に処方されます。種類が3種類ありますが、それぞれの症状別に処方されます。
不眠症の症状がみられる場合には睡眠導入剤を処方されることも有ります。不眠は自律神経失調症の方には良く見られる症状です。
寝つきが悪い、短時間で目が覚めてしまうなど、症状別に処方されます。
その他、サプリメントで症状改善を促すという方法も有ります。不調が見られる時には医師の診察を受け、それぞれの症状に合った正しいくすりを処方してもらいましょう。
また当院では薬をなるべく使わない心療内科の先生もご紹介できます。
その際はご相談ください。
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